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鉄分不足と鉄分過剰摂取の症状について〜副作用はある?〜

鉄は体に栄養や酸素を運ぶ役割をする血液の材料となります。
ですから、鉄が不足すると体中に栄養や酸素が行き渡らなくなり、体中に様々な影響が現れます。
最もよく知られているのは鉄欠乏性貧血ですが、その症状にもいろいろなものがあります。
また、心の病気にも鉄不足は関係してきます。
鉄不足で起こる症状を知っておきましょう。
あなたも鉄不足なのかもしれませんよ。

 

鉄欠乏性貧血の症状

女性によく見られる鉄欠乏性貧血の症状でポピュラーなものは

  • 動悸や息切れ
  • 顔色が悪い
  • 疲れやすい
  • 呼吸困難感
  • スプーン爪

などがあります。
ひどい場合は起き上がれなくなってしまうこともあります。
他にも

  • まぶたの裏が白い
  • 口角炎・口唇炎
  • 食欲不振
  • 寝起きが悪い
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 便秘や下痢
  • 肩こり
  • 耳鳴り
  • 胸・腰・背中の痛み

など数え上げればきりがありません。
鉄が不足するということは、体に栄養が行き渡らない、つまり栄養失調のようなものなので、いろいろな症状があるのです。

 

精神的な症状

鉄不足はうつ病の原因ともなると言われています。
そのため、鉄不足の時には注意力が低下したり、イライラしたり、神経過敏になったり、抑うつ感を感じたりすることがあります。
家族や友人にうつ病ではないかと思われる人がいたら、血液内科で血液検査を受け、鉄不足になっていないかどうか調べることを勧めてみてはいかがでしょうか。
精神科の受診は本人が抵抗を持つ場合も多いでしょうが、血液検査ならそれほど抵抗なく受けられるでしょう。

 

その他特徴的な症状

鉄不足になると普通では考えられないような症状が起こることもあります。
例えば、手足にムカデが這っているような幻覚を感じることです。
これは鉄不足のために神経伝達物質に影響が起こるために発生する症状です。
また、鉄分不足のために食道の粘膜細胞が足りなくなって食道が委縮し、固形物を飲みこめなくなることもあります。
他に、鉄分不足が脳に影響を与え、味の好みが変わることもあります。
特に歯切れの良い音の出るものを好みやすく、氷をポリポリ食べることを好む人が多いようです。

 

鉄分の過剰摂取は危険なの?副作用はある?

鉄分不足を感じているからサプリでも試してみたいのだけれども、ちょっとネットで調べると出てくるのが「鉄分の過剰摂取はよくない」というくだり。
確かに、鉄分の過剰摂取はよくない場合があります。
では、どれくらいの鉄分が必要で、どれくらいが取りすぎなのか、どうしたら適量を安全に摂取できるのか、今回はそんな鉄分との正しい付き合い方についてまとめてみました。

 

過剰摂取するとよくないのか

鉄分の過剰摂取はカラダに様々な悪影響を及ばします。

ですが、普段の食生活を送っている分にはまず鉄分の過剰摂取は起きません。
というのは、食物中の鉄分というのはとても吸収率が低く、十分な鉄分の量だとされている分だけの食事をとっても、そのほとんどはカラダに吸収されず流れてしまうのです。
逆に、食事だけで鉄分を十分に摂ろうと思っても、調理法や吸収率で思ったほどの鉄分が取れずに鉄分不足が解消されない、なんてケースもあるくらいです。

 

病気

鉄分の1日の上限摂取量は男性が50mg、女性が40mg。これを普段の食事や市販されているサプリだけで上回ろうとするのは逆に難しいといえるでしょう。

例えば、鉄分が多く含まれている食事の代表格、レバーで毎日1kgを平らげる計算。
こんなに食事することはなかなかできないですものね。

 

では、どんな場合に鉄分の過剰摂取が起きてしまうのかというと、それは鉄分の吸収率を上げたサプリを用法・用量を守らずにたくさん飲んでしまったり、鉄剤をお医者さんに相談せず自己判断で服用してしまった場合、また最近ではほぼなくなりましたがさびた水道管を通った水道水を大量に飲んでしまったり、などといったときに鉄分の過剰摂取が起こってしまいます。
一度に急激な鉄分の過剰摂取をしてしまった場合の症状としては嘔吐、吐血、腹痛、下痢、刺激、眠気、痙攣発作、意識消失など。

 

また、慢性的に鉄分を摂りすぎている場合肝機能障害、心筋症、不整脈、糖尿病など重度の疾患を引き起こしてしまうこともあります。
また、続発性ヘモクロマトーシスといって心臓、膵臓、皮膚、下垂体、肝臓、精巣、関節などの体内のありとあらゆる箇所で鉄分がたまるといった病気にもなってしまいます。
ただし、これらの症状もサプリや鉄剤の用量をきちんと守っている場合にはほとんど起こらないのでそんなに過剰に心配することはありません。
というよりは、市販されているものを経口で摂取している場合、心配はほぼゼロと考えてもいいでしょう。

 

貯蔵鉄とは?

鉄分は体内に取り込まれるとその6割〜7割はヘモグロビンとして血液に取り込まれます。
残りの3割ほどは主に肝臓や脾臓、骨髄などで次に鉄分が必要になった時のために蓄えられます。
これが貯蔵鉄といわれるものです。

 

別名フェリチンとも言います。
肝臓などに常時蓄えられている鉄分はおよそ900mg〜1000mg
体内にある鉄分の量は3000r〜4000mgといわれているので、大体1/3〜1/4を保存してくれているわけです。

 

鉄分不足になるとこの貯蔵鉄であるフェリチンもカラダの酸素を運ぶのにしっかり使われていきます。
なので貧血になってから十分に鉄分を補給したのになんだか貧血が良くならないという人はこのフェリチンが不足しているために貧血になっている可能性もあるのです。
鉄分は通常血液に使う分から優先的に補給されていきます。
血液中の鉄分がしっかり補給されてから貯蔵鉄が補給されていくため、一度この貯蔵鉄を使い切ったがために貧血を起こしている人はなかなか貯蔵鉄がたまらずに貧血が改善されない場合があるのです。

 

下痢

また、この貯蔵鉄が一度空っぽになってしまったら、体に必要な分がたまるまでには1か月ほどかかるといわれています。

では、貯蔵鉄が空っぽだったら一度にたくさん鉄分をとってためてあげればいいのでは?と思いますが、鉄分は一度にたくさん吸収することができず、たくさん摂っても体外にためられることなく体外に排出されてしまいます。
なので鉄分を一度にたくさん摂りすぎるとカラダが必要以上に排出しようとして嘔吐や下痢を起こしてしまう場合があるのです。

 

過剰摂取してしまった時の対処法

検査

もし、鉄分をたくさん摂りすぎているのでは?と不安になったり、吐き気や嘔吐、下痢などがひどい場合、また鉄分をしっかりとっているのにカラダがだるくて仕方が無い、なんていう場合はお医者さんへ行って血液検査をしてもらうことをお勧めします。

先ほどカラダの中に必要以上に取り込まれた鉄分は排出されると述べましたが、慢性的な鉄分過剰は必要以上に血液に鉄分を送り込んでしまうことがあります。
この場合の鉄分はタンパク質と結合していない鉄であるため、カラダにとって必要な働きをしてくれないところか、先ほど挙げたような様々な悪影響を引き起こします。
一度鉄過剰になってしまったカラダはなかなか改善が難しく、医師の長期間による治療が必要となってきます。
なので、鉄分の過剰摂取が気になる場合はすぐにお医者さんに相談してください。

 

鉄分を安全に摂取する方法

色々な鉄分の過剰摂取による危険性を述べてきましたが、本来経口摂取で鉄分過剰は起こらないものです。
摂りすぎによる心配をするよりは、不足による心配を先にしたほうがよさそうですね。
ただし、「ひょっとしたら鉄分をとりすぎているのかも・・・」なんて余計な心配をしないために

食事で必要な栄養素をバランスよく摂ること
サプリを併用するときはきちんと用法・用量を守って正しくお付き合いすること
鉄剤に頼る場合は、必ず医師の相談のもとで用法・用量を守って服用すること

これだけを気を付けていれば通常の生活で鉄分過剰になることはまずありません。鉄分はカラダにとって必要不可欠ですし、不足しがちな栄養素。
きちんと補給して、健康的な生活を送りたいものですね。
また、貧血がひどい場合は自分で解決しようとせず、必ずお医者さんで相談するようにすることも大切です。